助成金と補助金の違い|新宿区の助成金申請代行・就業規則作成なら、社会保険労務士法人渡邊人事労務パートナーズにお任せください。

社会保険労務士法人 渡邊人事労務パートナーズ 代表社会保険労務士 渡邊武夫
電話番号

質問

助成金と補助金の違いとは?

脱サラして一人で会社を起業してから、これまですべて自己資金で金融機関からの融資も一切受けずに会社を大きくしてきました。
そもそも誰もやっていなかった事にチャレンジしたくて会社を興したため、そんな先行きどうなるか分からない会社に融資してくれるところは皆無であって、最初はネット銀行でしか会社の口座を開設することができませんでした。
しかし、利益を出せば出すほど、是非融資をさせて欲しいと言い寄ってくるところは増えていますが、この先も無借金経営を継続しようと思っていて、そこで目を付けたのが助成金や補助金です。
以前からそれらの存在には気づいていましたが、返済不能なお金ということしか認識していなくて、自分では手続きの仕方も分からないので、申請代行をお願いしようと思っているのですが、まずは助成金と補助金の違いを分かりやすく教えてもらえないでしょうか?

回答

助成金と補助金には様々な違いがあります。

助成金も補助金も、国や地方自治体から交付される返済義務のないお金ですが、その目的と意義には違いがあります。
まず補助金とは、その名も通りに補助をするためのお金で、事業に必要な設備投資や研究費、販路を拡大するやめに必要な広告費や展示会場費、自社のホームページの開設費用など、事業活性化を図るために不足しているお金を補うものです。
補助金をもらうためには審査にパスしなければいけませんが、そのためには事業計画書が必要になり、それがどのように社会の役に立って、どのくらいのニーズがあるのかなどをしっかりアピールできなければいけません。
書類審査と面接により、経済産業省もしくは地方自治体に認められれば、かかった費用の一部が負担されます。
すなわち、経済や地域の活性化が補助金の目的となっています。これに対して助成金は、雇用や労働環境の改善を目的として配られるお金で、交付元は厚生労働省および地方自治体となっています。
補助金は、要件を満たしていても審査で落とされてしまう可能性が高いのに対して、助成金は要件を満たして法律を守っていれば、高い確率で受給できる特徴があります。
助成金は融資や補助金とは趣旨が大きく違っていて、様々な労働環境の整備を行うために、努力や工夫を行った企業に交付される、いわゆる「ご褒美」のようなものです。
雇用関係の助成金は、多く手も数百万円程度で、補助金と比較しても金額が低いものが多いのも特徴です。

PageTop

Copyright(C) Watanabe personnel affairs labor partner All Right Reserved.